9日にアウェーで行われたエイバル戦でRマドリードは3-0の勝利を飾り、ベルギー代表GKクルトワ(27)が5試合連続無失点を記録して、前任者のGKナバス(現パリサンジェルマン)の1シーズンの数字を上回ったと、スペイン紙マルカが10日に報じている。

クルトワはマジョルカ戦でジュニオルにゴールを決められた後、ガラタサライ(アウェー)、レガネス(ホーム)、ベティス(ホーム)、ガラタサライ(ホーム)、エイバル(アウェー)の公式戦5試合を無失点に抑え、通算533分間ゴールを許していない。

一方、昨シーズンまでRマドリードでプレーしたナバスは2015-16年シーズンに517分間無失点を記録していた。しかしシーズンをまたいだ記録となると、ナバスは534分間無失点を記録しているため、クルトワはあと1分間足りていない。

クラブ史上の最多連続無失点試合、および最長無失点記録保持者はカシージャス(現ポルト)で9試合で951分間となっている。2位にはブーヨが7試合657分間、カニサレスが5試合535分間となっており、ナバス、クルトワと続いている。

また、クルトワは現在、ベルギー代表で欧州選手権予選8試合を戦い、初戦のロシア戦の開始16分に失点しただけで、そのあとの7試合を全て無失点に抑えている。

(高橋智行通信員)