レアル・マドリードに所属するベルギー代表FWアザール(29)が米国ダラスで右足腓骨(ひこつ)の手術を受け、成功したことをクラブが公式サイトで5日に伝えている。

アザールは約3カ月もの重傷が回復した後、復帰2戦目となった2月22日のレバンテ戦で再び負傷し、その後の検査で右足腓骨の亀裂骨折と診断され手術を受けることになった。

クラブは復帰時期を明確にしていないものの、スペイン紙アスは練習復帰に1カ月半から2カ月、そして戦列復帰までに2カ月半から3カ月かかると見積もっている。

アザールは今後、医師からの退院許可が下りるまでダラスに滞在し、その後、スペインに戻りリハビリを開始することになる。

またアス紙は、アザールの目標が欧州選手権に100%の状態で臨むことと伝えている。ベルギー代表は6月13日に初戦でロシアと対戦する。その一方、今シーズンのリーグ戦の終盤および、勝ち抜いた場合、欧州チャンピオンズリーグ決勝に出場できる可能性があることも併せて報じている。(高橋智行通信員)