日本代表MF久保建英(18)が所属するマジョルカのチーフドクター、グスタボ・ルーカス氏が新型コロナウイルスの影響により活動を停止しているチームについて、マジョルカの地元紙ディアリオ・デ・マジョルカのインタビューに答えている。

選手たちの現在の状況について、「メンバーは自宅で個人トレーニングを行っている。限られたスペースの中でフォームを維持するのは難しい。ある選手は大きな家に住んでいるが、別の選手はマンション暮らしだからね。また彼らは栄養プランを続けなければいけないし、体温測定を毎日行う必要もある。そのようにして我々は各自の健康状態をコントロールしているんだ」と説明した。

選手が自発的に練習場でトレーニングをする選択肢があったことについては「我々はグループでの活動を止め、練習場で個人トレーニングを行うオプションを提供したが、選手たちは自宅にいることを望んだんだ。我々は今週末に同じプランを継続するかどうかを決定する予定だが、状況次第になるだろう」と語った。

チームの新型コロナウイルスの感染状況については「全員大丈夫だ。我々はその件について大変注意を払っているよ。選手たちだけでなく、コーチングスタッフ、メディカルスタッフなど、選手たちの周囲の人々も皆、問題ない。全員が健康状態に関する日々の情報を伝える必要がる」と明かしている。

マジョルカは今週、バルセロナ戦に向けて準備をした先週同様にチーム練習を行う予定だった。しかし新型コロナウイルスを懸念し、プランを変更して中止にし、選手たちは全員自宅で過ごすことになっている。

(高橋智行通信員)