サッカーの米女子リーグ、スカイブルーに所属する元日本代表の川澄奈穂美(34)が24日、日本テレビ系のニュース「zero」にVTR出演し、26日から予定した東京オリンピック(五輪)聖火リレー辞退の理由を説明した。

11年サッカー女子ワールドカップで優勝した「なでしこジャパン」のメンバーとして参加予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け「人命が一番大切。無症状であっても感染源になってしまうリスクがある」と辞退を決断した。

現在はチームから自宅待機の指令を受け、外出禁止の状態が続く。新型コロナウイルスの影響で東京五輪の延期も決まり、聖火リレー自体も大幅縮小が予想される。「仕方がない。今は1人の人間としてどうすべきかを考えないといけない」と神妙だった。