レアル・マドリードが2年連続で、欧州で最も市場価値の高いサッカークラブになったことをクラブの公式サイトが28日に伝えた。

オランダのコンサルタント会社KPMGが作成した「ザ・ヨーロピアン・エリート2020」のレポートによると、Rマドリードの市場価値は34億7800万ユーロ(4173億6000万円)でトップになっている。

Rマドリードが2年連続で首位をキープする理由として、調査対象の5年間(16年~20年)で、16年~18年に欧州チャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げて高収入を得たことに加え、収益性が向上し、商業収益が41%増加したことを挙げている。またクラブのここ1年間の成長率は8%となっている。

Rマドリードに続く2位はマンチェスター・ユナイテッドで33億4200万ユーロ(約4010億4000万円)、3位はバルセロナで31億9300万ユーロ(約3831億6000万円)。

そして4位バイエルン・ミュンヘン、5位リバプール、6位マンチェスター・シティー、7位チェルシー、8位トットナム、9位パリ・サンジェルマン、10位アーセナルが続く。

トップ10の内訳は、スペイン2クラブ、イングランド6クラブ、ドイツとフランス各1クラブとなっている。(高橋智行通信員)