ナイジェリア代表FWオディオン・イガロ(30)はマンチェスター・ユナイテッド残留が2日、内定した。

レンタル期間は5月31日までだったが、クラブ側が保有権を持つ中国・上海申花と21年1月までの半年間延長で合意したと3日、複数の英メディアが報じた。イガロは「一生懸命頑張って、楽しんで、チームをサポートしたい。我々がますます高みみにいけるように、できることは何でもしたい」と意気込みを語った。

上海申花と22年12月まで契約を結ぶイガロは今年1月から5カ月間のレンタルでマンチェスターUに移籍し、新型コロナウイルスの影響でリーグ中断するまでレギュラーとして公式戦で8試合で4得点をマーク。本人もマンチェスターU残留を嘆願し、先月下旬からチーム練習に合流していたが、両クラブ間の交渉が難航していた。しかしイガロが入国制限で中国移動が簡単ではないため、上海申花が譲歩したようだ。

イガロは「ここにいられることが夢。もともと幼少の頃からこのクラブを応援していた。本当にうれしい。レンタルが延長され、私が知る限りは来年1月まではマンチェスターUにいます」と喜んだ。6月17日の今季再開に備え、急ピッチで練習を続けている。「チームメートと話をするために2メートル離れて必要があるので奇妙だ。しかし安全に試合を続けるためにしなければならないことだ」と理解しつつ「リーグが再開することを待ち切れない。本当に楽しみだ」と期待感を示した。