レアル・マドリードは16日に行われたスペイン1部リーグ第37節ビリャレアル戦に2-1で勝利し、3季ぶり通算34回目のリーグ優勝を達成した。試合終了後、ジネディーヌ・ジダン監督(48)が記者会見に出席した模様を、スペイン紙マルカが同日に伝えている。

ジダン監督は「途方もないほど素晴らしいという感想を持っている。選手たちが成し遂げたことはすごいことだからね。私には言葉がない」と、リーグ優勝の感想を述べた。

リーグ戦でRマドリードが最高のチームだったか聞かれると「我々は最も多くの勝ち点を獲得したので最高だった。私にとって今日は、プロフェッショナルとして最高の日の中の1日だ」と返答した。

新型コロナウイルスの影響で優勝祝賀会が行われないことについては「みんなにとっておかしな感じだ。我々はみんなと一緒にシベーレス広場でお祝いしたかったが、それはできない。しかし彼らは自宅で幸せを感じているはずだ。サポーターはチームが優勝したのを見て喜んでいるし、我々は彼らのためにそれを成し遂げた」と話した。

また欧州チャンピオンズリーグ(CL)と比較して、「CLはCLだ。しかしこのリーグタイトルは私をもっと幸せにしてくれる。なぜならリーグ戦は本当に素晴らしいからね」と語り、欧州CLのタイトル獲得よりもうれしいことを強調した。

Rマドリードはこの後、19日にレガネスとリーグ最終節で対戦する。その後は8月7日に欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦でマンチェスター・シティーと対戦する。(高橋智行通信員)