中国代表FW武磊(ウー・レイ、28)が27日、来季もエスパニョールでプレーを継続することを中国の放送局CGTNのインタビューで語った。その模様をスペインのラジオ局カデナ・コペが同日伝えている。

武磊は「エスパニョールに残り、自分のチームでスペイン2部リーグを戦う決定を下した」と今季のスペイン1部リーグを最下位で終えたチームでプレーを続けることを明かし、他クラブへの移籍の可能性を完全否定した。

来季の去就についてはここ数週間、さまざまなうわさが浮上しており、ベシクタシュ(トルコ)やウルバーハンプトン(イングランド)が移籍先の候補に挙がっていた。

武磊は今季のスペイン1部リーグで33試合出場4得点を記録。先発出場は21試合だった。また、エスパニョールでは現在、今季マジョルカで指揮を執ったビセンテ・モレノ氏の監督就任が間近に迫っているほか、久保建英とともにマジョルカの攻撃を支えたブディミール獲得を狙っているという報道も出ている。(高橋智行通信員)