7月20日のスペイン2部リーグ優勝後、3週間の休暇を経たウエスカが、10日より新シーズンに向けて始動した。ウエスカの地元紙エラルド電子版が同日、その模様を伝えている。

選手、コーチングスタッフ、クラブスタッフはまず新型コロナウイルス検査を受け、結果が出た後、12日にメディカルチェックを受け、13日にミチェル監督指揮下でプレシーズンのトレーニングを開始する。

一方、スペイン2部リーグ優勝および1部昇格の立役者のひとりである岡崎慎司は、休暇を日本で過ごしており、11日にスペインに戻る予定になっている。

その他、期限付き移籍でエルチェに所属しているダニ・エスクリチェは1部昇格プレーオフを戦うためチームに戻っておらず、デポルティボに貸し出されていたアレクサンダル・ヨヴァノヴィッチは移籍先を探すためプレシーズンに参加していない。

ウエスカはこの後、現時点で正式決定してはいないものの、9月12日の週末が濃厚と報じられる、スペイン1部リーグ開幕戦に向けて調整することになる。

(高橋智行通信員)