悲願の初優勝を逃したパリ・サンジェルマンのネイマール(28)は、ベンチに座り込んで涙を流した。得意の速攻でゴールに迫ったが無得点に終わった。

試合後、自身のツイッターに「敗北もスポーツの一部。全力で挑み、最後まで戦い抜いた。全てのサポートに感謝したい。バイエルン、おめでとう」とつづった。

試合序盤から最前線で積極果敢にプレスを仕掛けるなど奮闘。前半18分にはエムバペのパスに抜け出して左足でシュートを放ったが、GKノイアーの好セーブに阻まれた。準々決勝から3試合連続フル出場だったが、計14本のシュートは全て不発。エースの役目を果たせなかった。

トゥヘル監督は「好機はあったが決めることができなかった。私たちに足りなかったのは先制点だけだった」と決定力不足を悔やんでいた。