バルセロナがリヨンのフランス人FWムサ・デンベレ(24)を新たな補強候補に挙げていると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が27日に報じている。

ルイス・スアレスに戦力外通告をしたバルセロナにとって、インテル・ミラノのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが代役の第一候補である状況に変わりはないが、並行して今夏の移籍市場で他のオプションの可能性も探っているという。

そんな中、同紙はスカイスポーツのジャンルカ・ディ・マルツィオ記者の情報を元に、昨季の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝マンチェスター・シティー戦で2得点を記録するなど充実のシーズンを送り、さまざまなクラブから注目を集めているデンベレを、バルセロナが獲得候補にリストアップしていると伝えている。

デンベレはパリ・サンジェルマンの下部組織で育った後、フルハム、セルティックを経て、18-19年シーズンよりリヨンに所属している。(高橋智行通信員)