アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が退団意思を示したスペイン1部バルセロナに残留する可能性が90%になったと2日、英紙デーリー・メールが報じた。

アルゼンチンメディアのTyCスポーツによる「バルセロナに90%残留する」との報道を引用しながら、メッシ側がバルセロナ側の主張を受け入れる可能性が高くなったとした。

マネジャーで父のホルヘ氏が2日、バルセロナの施設でジョゼップ・マリア・バルトメウ会長と約1時間半の直接会談に臨んだ。交渉は平行線のままで行き詰まって終了した。この会談の場で、ホルヘ氏はクラブ側からメッシを説得し、退団を再考するように求められたという。同紙は、同日夜に会談内容を伝えられたメッシが3日にもバルセロナ残留を含めて進路を決めるのではないかと報じた。TyCスポーツはメッシがバルセロナに退団の意思を示すファクスを送ったことをいち早く報じたメディアでもある。

またバルセロナは同日、20-21年シーズンの新ユニホームを発表し、メッシを中央に据えたビジュアル広告を製作。英紙サンによると、去就が決まっていないメッシの起用を受けて熱心なバルセロナファンが「恥知らずな偽の広告」と非難する声を上げていると報じた。