ポルトガル代表ロナウド(35=ユベントス)が2得点を挙げ、欧州初の代表通算100ゴールを達成した。

0-0の前半終了間際の45分、相手MFスベンソン(シアトル・サウンダーズ)にMFモウティーニョ(ウルバーハンプトン)が倒され、ゴールほぼ中央25メートルの位置でFKを獲得。これをロナウドが右足キックすると、カーブのかかったボールは壁5枚の頭上を越えてゴール左へ突き刺さる代表100ゴールとなり、ポルトガルが均衡を破った。スベンソンはこのプレーで2枚目のイエローカードを受けて退場。数的優位に立ったポルトガルは後半27分、ペナルティーエリア左外でパスを受けたロナウドが、1トラップから右足で相手GKの頭上を越える技ありのミドルシュートを決めて突き放した。ロナウドはこれで代表165試合で通算101得点とし、イラン代表FWアリ・ダエイが93年から06年にかけてマークした代表最多109得点に8点差に迫った。

ポルトガルは2-0で快勝し2連勝。ネーションズリーグ2連覇へ好発進した。