ブラジルの古豪、ボタフォゴが、所属するMF本田圭佑(34)との契約を少なくとも、来年21年2月のブラジル全国選手権終了まで延長する見込みになったと25日、ブラジルのメディア「グロボエスポルテ」が報じている。

同メディアによると、ボタフォゴは現在のチームに不可欠な存在である本田との契約を延長する方針を固め、本田サイドと話を進め、その交渉は順調であるという。

本田は今年初めに、電撃的に王国ブラジルの古豪と契約を結んだ。契約期間は基本的に1年とみられている。

ただ、契約当時は、本田が大目標としている東京オリンピック(五輪)が開幕するはずだった8月初旬の時点で、契約を破棄できる条項があるとされていた。

しかし、その後、新型コロナウイルス感染症の影響で、東京五輪は1年延期となった。

本田は、東京五輪に年齢制限外、オーバーエージ枠での出場と金メダル獲得を掲げており、そのためにもボタフォゴとの契約を延長し、ブラジルでのプレーを続けるだろうと、同メディアは伝えている。