日本代表MF久保建英(19)の所属するビリャレアルは8日(日本時間9日)、ヘタフェとアウェーで対戦し、3-1で快勝。エメリ監督がこの日のスタメン全員をスペイン人で組んだことを、ビリャレアルの地元紙エル・ペリオディコ・メディテラネオが報じている。

同紙は、リーグ戦のアウェーゲームで初勝利を挙げ、初得点を記録したヘタフェ戦を、ビリャレアルの今季最高のゲームと称賛。エメリ監督が今季初めてスタメン全員をスペイン人で組んだことを強調した。

先発メンバーのうち、7人がスペインA代表経験者(アセンホ、マリオ・ガスパール、アルビオル、パウ・トーレス、パレホ、パコ・アルカセル、ジェラール・モレノ)、2人U-21スペイン代表経験者(モイ・ゴメス、ペドラサ)だった。一方、トリゲロスとイボラは過去、アンダー世代含め一度もスペイン代表に選ばれたことがない。

そしてベンチに久保(日本)、コクラン(フランス)、チュクウェゼ(ナイジェリア)、バッカ(コロンビア)、エストゥピニャン(エクアドル)、ルジ(アルゼンチン)、フネス・モリ(アルゼンチン)の外国人7人がいた。

またビリャレアルはハビ・カジェハが監督を務めた昨シーズン、スペイン人のみで戦ったのはわずか2試合のみだった。(高橋智行通信員)