ブラジルの古豪、ボタフォゴMF本田圭佑(34)が30日、ツイッターでクラブ退団を正式に表明した。
ポルトガル語で「ボタフォゴを離れます」とツイートした。
さらに「批判は当然で、言い訳はしません」「チームメートにも感謝しています」などとつづり、最後に「オブリガード(ありがとう)」と締めた。
本田は2月にボタフォゴに加入。レギュラーとしてコンスタントに試合に出場し続けたが、目立った活躍はできず、チームも降格圏で低迷していた。
ここ数日で、退団する可能性が高まっていた。
契約はブラジル全国選手権が終了する来年2月までだが、両者合意の上、打ち切ることになる。
本田は19日のアウェー、コリチーバ戦の後半に左足を痛め交代。そのけがで、戦列を離れている。このままプレーせずブラジルでの挑戦を終えることになる。
もともと、契約は1年延期前の東京オリンピック(五輪)までだったが、コロナ禍で延長されていた。
年齢制限外のオーバーエージ(OA)枠での出場と金メダル獲得を狙う東京五輪に向け、欧州復帰を目指すことになりそう。フリーの立場で、新天地を模索することになる。Jリーグ復帰の可能性はない。