レアル・マドリードは20日、スペイン国王杯3回戦で3部アルコヤノとアウェーで対戦し、延長戦の末、1-2の逆転負けを喫した。試合後、記者会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督(48)は、この痛い敗北について次のように振り返っている。

「我々が勝利を目指し、選手たちがそのために全力を尽くしたのは間違いない。我々には2点目を決めるチャンスがあったが、それを決められなかった時、今日のようなことが起こるし、その後で我々は苦しんだ。国王杯から敗退したのでつらい瞬間だ。他のことをやる必要があったが、我々はやらなかった」と試合を分析した。

敗北の責任については「私は監督だ。責任は私にあるし、いつも通りそのことを引き受けるつもりだ。選手たちは勝利を目指していたし、もし2点目を決めていれば別の試合になっただろう。サッカーとはそういうものだ。相手のGKが2、3回セーブしていたし、2点目が入らなかった。責任は私にある」と自分のせいであることを強調した。

3部のチームに敗れたことについては「我々はセグンダB(3部)のチームと対戦したので勝たなければいけなかったが、そうはならなかった。しかし全く恥ずべきことではない。それは選手のキャリアで起こり得ることであるし、私はその責任を引き受ける必要がある。今後も努力していくつもりだ。我々は負けるのが好きではないので、今日はつらい日だ。そして特に、試合に勝つことだけを望んでいる選手たちにとってはなおさらだよ。我々は今、取り乱すことなく、考え、仕事に取り組み続けていく」と返答した。

自身の将来については「試合に負けた時、常に話されることがある。私は敗北の責任を引き受けるし、この後、起こることが起こるだろうが、私は落ち着いている。我々がピッチにいる時、選手たちが望むのは試合に勝つことだ。彼らは勝利を目指したが、うまくいかない時もある。私は責任を引き受ける必要があるし、我々はこの後、何が起こるか様子を見るつもりだよ」と伝えている。

(高橋智行通信員)