チェルシーのロマン・アブラモビッチ・オーナー(54)は、ライプチヒのユリアン・ナーゲルスマン監督(33)を指揮官に迎えたがっているが、そうするには今夏まで待つ必要があるかもしれないと21日付英スカイスポーツ電子版が報じた。

ナーゲルスマン監督が率いるライプチヒは、ブンデスリーガで現在2位。同クラブは、シーズン途中で若く有望な指揮官を退団させる予定はないという。首位バイエルン・ミュンヘンとは勝ち点差4であり、クラブ史上初のリーグ優勝をもたらす可能性も残っている。また来月には、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でリバプールと対戦する。

チェルシーは移籍活動においてレッドブル系列のクラブと良好な関係にあるが、たとえチェルシーがランパード監督を更迭したとしても、ライプチヒがナーゲルスマン監督をシーズン途中で手放すことはしない見通しだ。(A・アウグスティニャク通信員)