バルセロナが来季、バレンシアに所属するスペイン代表DFホセ・ルイス・ガヤ(25)の獲得を狙っていると、スペイン紙スポルト電子版が26日に報じた。

同紙はバルセロナの地元テレビ局エスポルト3の情報を引用。バルセロナが現在、獲得候補リストにガヤを載せており、移籍条件を調査するため、すでにバレンシアとコンタクトを取ったと伝えている。

バルセロナが入手した情報では、移籍金1500万ユーロ(約18億7500万円)プラス出来高ボーナスが獲得条件。これは希望が持てる金額だという。バルセロナは今後のプランとして、ジュニオルを今夏放出し、ジョルディ・アルバとポジション争いができるガヤのようなトップレベルの左サイドバック獲得を考えている。

同紙は、ジョルディ・アルバがあと2~3年は安定したパフォーマンスを発揮できるとしつつも、今年3月に32歳の誕生日を迎えることを忘れてはいけないと強調している。

またバルセロナはガヤの他、今季ビリャレアルで素晴らしいプレーを見せているアルフォンソ・ペドラサを獲得候補のひとりに挙げているという。さらに期限付きでライプチヒでプレーするスペイン人DFアンヘリーニョのことも気に入っている。ただ所属元のマンチェスター・シティーが経済面で緊急性がないため、移籍金が高騰すると推測されており、3選手の中で最も獲得が難しいと見られている。(高橋智行通信員)