6日に左膝内側半月板の手術を受けたレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオラモス(34)が8日、自身のSNSでファンに向けてメッセージ動画を送った。

セルヒオラモスは今年に入り左膝に問題を抱え、1月14日のスペイン・スーパー杯準決勝ビルバオ戦を最後に欠場が続き、6日に手術に踏み切った。そして8日、自身のインスタグラムに投稿した動画で術後初めて姿を見せ、ファンの励ましのメッセージに対して言葉を発した。

「やあ、みんな、僕は自宅に帰ってきた。最終的に手術を受けなければならなかったし、誰もその状況を好きではないが、神様のおかげで全てが本当にうまくいった。手術は医学的に推奨されたものだったし、僕にはそれ以外の方法がなかったんだ。全てがうまくいったのでとても満足していること、そしてチームを助けるためにできるだけ早く復帰できるように努めるということを君たちに伝えたい。なぜならシーズンはまだ先がとても長いからね。また、治療と手術で素晴らしい仕事をしてくれたマヌエル・レジェス医師と彼のチーム全員にも感謝したい」とお礼を述べた。

最後に、「そしてもちろん、僕のハートに届き、より強くなって戻るための勇気を与えてくれた多くの愛情のメッセージを送ってくれた君たち全員のことを覚えている。また会おう」と締めくくった。

セルヒオラモスの復帰時期について、クラブは明らかにしていないが、全治6~7週間とみられている。回復が順調に進み、チームが欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦アタランタ戦を勝ち抜いた場合、4月に開催される準々決勝に出場できる可能性があると伝えられている。(高橋智行通信員)