レアル・マドリードのフランス人FWカリム・ベンゼマ(33)がフィジカル面に問題を抱え、19日に行われた練習に参加できず、20日にアウェーで行われるスペインリーグ第24節バリャドリード戦を欠場するとスペイン紙マルカ電子版が報じた。24日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦アタランタ戦にも間に合うか微妙だという。

ジダン監督はバリャドリード戦前日の記者会見で「彼は明日、我々と一緒にいないだろう。違和感があり、何か問題を抱えている」と招集外になることを明かしていた。

クラブは現時点で詳細を発表していないが、マルカ紙によると、ベンゼマは先制点を決め2-0で勝利した、14日の前節バレンシア戦で足首を打撲していたという。

さらにセルヒオラモス、カルバハル、ロドリゴ、バルベルデ、オドリオソラ、アザール、マルセロ、ミリトンの8選手もけがが続いており、バリャドリード戦で復帰できる選手はひとりもいないと見られている。

Rマドリードは現在、スペインリーグ最多の負傷者を出しながらも、リーグ3連勝を達成し、調子を取り戻している。しかしエースのベンゼマ負傷を受け、ジダン監督はメンバー編成でさらに頭を悩ませることになった。

ベンゼマは今季、公式戦28試合に出場して17得点5アシストを記録。チームの得点王となっている。(高橋智行通信員)