現在、絶対的レギュラーの地位を失っているアトレチコ・マドリードのスペイン代表MFサウール・ニゲス(26)が、今夏の退団を希望しているとスペイン紙アス電子版が13日に報じた。

マルコス・ジョレンテが素晴らしいシーズンを過ごし、トマ・レマルが最近良いパフォーマンスを見せている。そのためサウールはディエゴ・シメオネ監督にとって絶対的な選手でなくなりつつある。控えに回る機会が増えおり、Aマドリードの今季公式戦36試合中21試合でしか先発出場していない。

そんな中でサウールは環境を変えることを決断。バイエルン・ミュンヘンからオファーが届いていることが決定的な退団理由になったという。

サウールの契約は26年6月30日までと長く、契約解除金は1億5000万ユーロ(約188億円)に設定されている。しかしアス紙はAマドリードが3500万ユーロ(約43億8000万円)から5000万ユーロ(約62億5000万円)で移籍を受け入れる可能性があると伝えている。(高橋智行通信員)