マンチェスター・シティーのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(32)のバルセロナ入団が間近に迫っていると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が19日に報じている。

その理由として同紙は、バルセロナの地元テレビ局ベテベの情報を引用し、アグエロの弁護士がすでに、バルセロナから送られた契約書の草案を手にしていることを挙げている。

アグエロの契約は今年6月30日までだが、すでに数週間前、マンチェスター・シティーが来季継続しないことを発表しており、今季終了後の退団が決定している。移籍金が発生しないアグエロに興味を持つクラブの名前が最近いくつも挙げられる中、バルセロナもそのひとつになっていた。

同紙によると、アグエロは入団に向け減俸を受け入れるとのことであり、選手の関係者も契約締結を楽観的に考えているため、バルセロナの今夏最初の補強選手になる可能性が高くなっているという。

また以前、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が今季で契約切れのリオネル・メッシを残留するように説得するために、アルゼンチン代表で一緒にプレーする親友のアグエロ獲得に動くと報じられていた。

(高橋智行通信員)