レアル・マドリードが、アイントラハト・フランクフルトのポルトガル代表FWアンドレシウバ(25)の獲得を狙っているとスペイン紙アス電子版が28日、報じた。現在Eフランクフルトに期限付き移籍させているセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(23)を完全移籍させ、“トレード”の形で獲得するつもりだという。

アンドレシウバは今季、公式戦31試合で26得点9アシスト。過去最高のシーズンを送っており、ブンデスリーガ4位のEフランクフルトで重要な役割を果たしている。

しかしアンドレシウバは来季ビッグクラブへの移籍を望んでおり、アトレチコ・マドリード、ドルトムント、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示している。そんな中、Rマドリードも獲得レースに参戦した形だ。

ヨビッチのRマドリードとの契約は25年6月30日までだが、ジダン監督の構想には入っていないため、クラブが放出を検討している。現在考えられているのが、Rマドリードがアンドレシウバの移籍金として4000万ユーロ(約52億円)を支払い、Eフランクフルトはヨビッチの移籍金に2000万ユーロ(約26億円)を払うというもの。Rマドリードの方が2000万ユーロ多くEフランクフルト側に支払うことになる。

アンドレシウバはスペインサッカーを経験済み。18-19年シーズンにACミランから期限付きでセビリアに移籍し、公式戦40試合で11得点3アシストを記録した。(高橋智行通信員)