25日のイングランド・リーグ杯決勝でマンチェスター・シティーに敗れたトットナムのイングランド代表FWハリー・ケーン(27)が、個人賞よりもチームとしての優勝がほしいと強調した。

ケーンは今季公式戦44試合で31ゴールをマーク。27日にはロンドン・フットボール・アワード(トットナムやアーセナル、チェルシーなど、ロンドンに本拠地を構えるクラブの中から選考する賞)の年間MVPを受賞した。その後、英スカイのインタビューで「個人賞を受賞するのは素晴らしいこと」と前置きしつつ「でも選手として、現時点での目標はチームで優勝トロフィーを獲得することだ」と話した。

ケーンのトットナムとの契約は24年まで残っている。だがこれまで何度も「ケーンが優勝を求めて今季終了後に移籍する」という報道がなされてきた。「bittersweet(うれしくもあり、悲しくもある)な気分だ。個人賞は誇らしいけど、それよりも優勝がしたいから」というケーンの今季終了後の去就が注目される。