ヘタフェは12日、スペインリーグ第36節でセルタとアウェーで対戦し、0-1の惜敗を喫した。2試合ぶりの出場となった日本代表MF久保建英(19)について、スペイン各紙の予想は高くなかった。

後半15分にピッチに入ると右サイドハーフでプレーした久保について、スペイン紙マルカの評価は1点だった(最高3点)。チームトップはイグレシアス、アレニャ、アンヘルの3選手で2点、マタが最低の0点、それ以外の8選手は久保と同じ1点だった。

スペイン紙アスの久保評価も1点(最高3点)。チーム最高はマティアス・オリベラ、チェマ、アレニャ、ククレジャ、アンヘルの5選手で2点、それ以外の7選手は久保と同じ1点だった。

アス紙はまたこの日の久保のパフォーマンスについて「右サイドでプレーしたがほとんどチャンスを作れなかった。また、より意外性のあるアクションを見せながら中央に顔を出していった」と寸評した。

久保のヘタフェ加入後のリーグ戦成績は16試合(先発7試合)、697分間出場、0得点1アシスト。

ヘタフェのリーグ戦成績は36試合8勝10分け18敗の勝ち点34で16位。次節、16日にレバンテとホームで対戦する。今季のリーグ終了まで残り2節に迫る中、残留を成し遂げるためにどうしても負けられない一戦となる。

(高橋智行通信員)