今季はアゼルバイジャン・プレミアリーグの強豪ネフチでプレーし、短期間の在籍ながら、リーグ制覇に貢献したMF本田圭佑が13日、35歳になった。

誕生日にかつて在籍したセリエAの名門、ACミランや、JリーグなどからSNS上で祝福され、ツイッターで感謝。その上で、「メッセージ、ありがとうございます。正直言って、自分自身には満足していませんが、すべての環境と皆さんのサポートに感謝しています。一緒に世界を変えよう」と、英語でツイートした。

目標とし、公言してきた東京オリンピック(五輪)に、年齢制限外のオーバーエージ(OA)枠で日本代表として出場し金メダルを取るという大目標のためのシーズンだったが、事実上、これはついえた。

5月20日には、プレミアム音声サービス「NowVoice」上でのライブ配信インタビューで、今後の目標について聞かれ、「次、プレーするかどうか、まだ決めていない。ちょっと考えたいなと思ってます」と話している。

誕生日のこの日夜の、同サービスのライブ配信では、「もっとドキドキしたい。もっと人生を楽しみたい」と35歳の目標を口にした。

すでにネフチとの契約は切れ、再びフリーの立場。35歳の大きな決断は、まず、現役続行するかどうかになる。プレーするなら、どこの国で、どんな形となるのか? いずれにしても、決断にはもうしばらく時間がかかりそうだ。