レアル・マドリードを退団したセルヒオラモスについて、パリ・サンジェルマンが現在、来季の所属先に最も近いクラブになっていると、スペイン紙アス電子版が21日に報じている。

同紙が入手した情報によると、セルヒオラモスのもとにはマンチェスターの2クラブを含む欧州のビッグクラブからオファーが届いているが、さまざまな条件によりパリ・サンジェルマンが最有力候補になっているとのことだ。

マンチェスター・シティーに関しては守備を強化する必要がないため、そこまで真剣なものでないとみられている。一方、セルヒオラモスはマンチェスター・ユナイテッドについて、これまでに成し遂げてきた歴史や偉大さにより好んでいるという。

しかし、パリ・サンジェルマンのオファーはこの2チームを給与面で上回るものになっていることに加え、パリはセルヒオラモスと家族にとって魅力的かつ理想的な町だと同紙は伝えている。

パリ・サンジェルマンは、セルヒオラモスがRマドリードに希望したものの、30歳以上の選手に対しては1年ごとに契約延長するというクラブの方針により実現できなかった2年契約を提示する可能性が高い。そのためパリ・サンジェルマンが現在、セルヒオラモスの来季の移籍先の最有力候補になっているのである。

(高橋智行通信員)