プレミアリーグのトットナムが、ボローニャの日本代表DF冨安健洋(22)の獲得を目指して交渉を開始したと、27日付英スカイスポーツ電子版が報じた。

トットナムは、スポーツディレクターに前ユベントスで冨安のことも良く知っているファビオ・パラティチ氏が就任すると発表したばかり。冨安は、センターバックのほかに右サイドでもプレーが可能で、ボローニャは同DFを売却する場合、1700万ポンドを要求するつもりだと言われている。

冨安はトットナムで空きのあるポジションでプレーすることが可能だ。右サイドバックのセルジュ・オーリエは、退団を希望していると言われており、ジョー・ロドンを獲得したにも関わらず、トットナムは昨夏からセンターバックを引き続き探し続けている。

冨安は昨季、センターバックと右サイドバックの両ポジションを同じくらいの試合数でこなしているが、特にセンターバックでの活躍が印象的だ。アタランタ戦とウディネーゼ戦では得点も挙げた。ボローニャとの契約は、24年まで残っている。(A・アウグスティニャク通信員)