レアル・マドリードは1日、公式サイトのメンバーリストを更新。昨季、期限付き移籍で他クラブに所属していた日本代表MF久保建英(20)ら7人も名を連ねた。

7人は、久保(ヘタフェ)、ヘスス・バジェホ(グラナダ)、ダニ・セバージョス(アーセナル)、マルティン・ウーデゴール(アーセナル)、ギャレス・ベール(トットナム)、ブラヒム・ディアス(ミラン)、ルカ・ヨビッチ(Eフランクフルト)。それぞれ期限付き移籍で所属していたクラブとの契約が6月30日で満了となり、Rマドリード所属に戻った。

また昨季から期限付き移籍で他クラブに出ている選手の中でヘイニエル(ドルトムント)とボルハ・マジョラル(ローマ)は移籍期間が来年6月30日までのため、チームには戻っていない。

現時点で今季メンバー入りが確実視されているのは、先日Rマドリード復帰を明言したウーデゴールのみ。それ以外の選手たちは今季去就が不透明な状況にある。久保に関してはEU圏外枠の問題もあり、3季連続の期限付き移籍が濃厚。19-20年シーズンに所属したマジョルカが興味を持っていると、スペイン紙アスは報じている。

アンチェロッティが監督復帰したRマドリードは5日からプレシーズンを開始する予定。東京オリンピック(五輪)のメンバーに選ばれている久保、バジェホ、セバージョス、最近まで欧州選手権を戦っていたベールは初日から参加することはできない。(高橋智行通信員)