Bチームであるカスティージャの補強を進めているレアル・マドリードが、宿敵バルセロナから将来有望な若手選手を獲得した。

スペイン紙マルカ電子版が12日に報じた。

現在カスティージャには、昨季トップチームでの活躍が光ったアリーバス、ミゲル・グティエレス、ブランコ、マルビンなど、将来を期待される選手たちがそろっている。そこに、昨季バルセロナのフベニールA(高校生年代の一番上のカテゴリー)でキャプテンを務めた19歳のFWジャウマ・ジャルディが加わるという。

ジャウマ・ジャルディは16-17年シーズンにバルセロナの下部組織に入団。19-20年シーズンにフベニールAでチーム得点王になり、昨季も同じカテゴリーでプレーした。今年1月にはBチームデビューを果たした。だがクラブと契約延長で合意せず、6月30日に契約が満了。今季はRマドリードでプレーすることになった。移籍金は発生しない。(高橋智行通信員)