今年6月をもってバルセロナとの契約が満了していたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が、そのまま退団することになった。

本人、クラブ双方が再契約を望んでおり、5年間の新たな契約に合意していた。だが多額の負債を抱えるクラブがスペインリーグが定めるサラリーキャップ制度をクリアすることができず、正式にサインして今季のリーグ戦に登録することができなかった。

クラブは5日、公式サイトで「バルセロナとリオネル・メッシは新たな契約に合意し、本日サインする予定でしたが、スペインリーグの選手登録の規定により、それは実現しませんでした。その結果、メッシはバルセロナを離れることになります。双方の希望を満たすことができず、非常に残念です。クラブへの貢献に心の底から感謝し、人として選手として、メッシの人生が素晴らしいものであるように祈っています」と発表した。