ブラジルサッカー連盟(CBF)が、代表活動に非協力的だったプレミアリーグのクラブに“報復”した。
プレミアリーグでは現在の代表ウイークが始まる前に、英国が定めるレッドリスト国(コロナのまん延が深刻で、帰国時には10日間の隔離などが求められる)で試合のある選手については代表招集に応じないことを、全20クラブで合意していた。
そのためブラジル代表の8人、GKアリソン、MFファビーニョ、FWフィルミノ(いずれもリバプール)、GKエデルソン、FWガブリエルジェズス(ともにマンチェスター・シティー)、MFフレッジ(マンチェスター・ユナイテッド)、DFチアゴシウバ(チェルシー)、ラフィーニャ(リーズ)が今回の代表活動に参加できなかった。
国際サッカー連盟(FIFA)の規定には「FIFAは、代表からの招集に応じなかった選手に対し、代表ウイーク終了後の5日間、試合への出場を禁じることができる」というものがある。
英BBC電子版によると、プレミアリーグクラブの対応を快く思っていないCBFは、FIFAに対して、この規定を前出の8人に対して適応するように求めたという。
その結果、8人は週末のプレミアリーグの試合に出場できなくなり、チアゴシウバとフレッジは14日に予定されている欧州チャンピオンズリーグ1次リーグの試合でもプレーできなくなった。
一方、CBFはエバートンFWリシャルリソンに対しては規定の適用は求めなかった。同FWは今回の代表活動には参加できなかったが、東京五輪ブラジル代表の一員として金メダル獲得に貢献。招集に応じる必要のない五輪に同FWを参加させたエバートンに対し、CBFも感謝しており、8人とは違う対応となった。

