マジョルカの日本代表MF久保建英(20)が22日のレアル・マドリード戦で5戦連続の先発を果たすと、スペイン紙マルカが報じた。久保が所属元Rマドリードのホーム、サンティアゴ・ベルナベウでプレーするのは初めてとなる。

マジョルカはRマドリード戦に向け、ルッソ、セドラル、ライージョ、ガラレタ、アンヘル、マフェオが故障中で、ルイス・ガルシア監督はローテーションの実施を明言。しかしマルカ紙によると、久保は休むことなく右サイドハーフで先発出場すると予想。さらにサストレ、李康仁、フェバスが初めてスタメン入りすると見ている。

システムは4-4-2で、GK=マノーロ・レイナ、DF=サストレ、バリエント、オリバン、ジャウメ・コスタ、MF=久保、ババ、フェバス、ダニ・ロドリゲス、FW=李康仁、フェル・ニーニョが先発するとみられる。

また同紙は久保について「最終的に保有権を持つクラブに戻るための飛躍をマジョルカで目指している」と伝え、「久保とフェル・ニーニョのコンビがマジョルカの攻撃の中心であり、これにRマドリード戦でチャンスを得られるかもしれない李康仁が加わる可能性がある」とチームにとっての攻撃の大きな武器であることを強調した。

久保の今季ここまでのリーグ成績は5試合(先発4試合)、369分出場、0得点0アシスト。マジョルカのリーグ成績は5試合2勝2分け1敗の勝ち点8で暫定10位となっている。

Rマドリードは5試合4勝1分けの勝ち点13で暫定2位。スペインリーグ得点ランキングトップのベンゼマ(6点)、同2位ビニシウス(5点)の先発出場が予想されている。(高橋智行通信員)