【マドリード=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(20)が所属するマジョルカは敵地でレアル・マドリードの1-6と大敗を喫した。久保は前半だけプレー、右膝を痛めたそぶりをしていた。

マジョルカのルイス・ガルシア監督は試合後の記者会見で、「自分たちが悪かったことを認めなければいけないし、試合開始からわずか2分後に自分たちの持っていたボールでGKとの1対1のチャンスを相手にプレゼントしてしまい、悪い形で試合に入ってしまったので、チームは非常にナーバスになってしまったと思う。我々には選手がミスではなくスリップするという不運があったが、早々に相手にリードを許し、試合を開始することを考えていなかった。あんなにもひどい試合をやってしまうと、ほとんど何も言うことはない。しかし、そんな時もあるし、彼らは特にトランジションで我々を上回っていた。なぜならそれは非常に速く、攻撃するたびに我々を上回っていたからね」と総括した。

また久保の前半の評価と故障について尋ねられると「我々は全体的に良くなかった。タケは膝に問題を抱えている。私は中盤をもっと強化しようと思い、別の理由で彼を交代しようとしたところ、彼が私に膝が痛いと言ってきたんだ。タケは日曜日(ビリャレアル戦)から続けて試合に出ていた数少ない選手のひとりなので、その影響が顕著に出てしまった」と答えていた。