【マドリード=高橋智行通信員】レアル・マドリードは日本代表MF久保建英(20)が所属するマジョルカに6-1と快勝した。公式戦5連勝。ベンゼマが前半3分の先制点など2得点、クラブの公式サイトによると、スペインリーグ通算200得点を達成したという。さらにアセンシオがハットトリックの活躍で、イスコも1得点した。

試合後、アンチェロッティ監督は「私は幸運にもクオリティーが高く、学習能力の高い勇敢なチームを指揮している。アセンシオは本当にいいパフォーマンスだった。あのポジションで彼は相手に大きなダメージを与えることができる。高いクオリティーを備えており、シュートがとてもうまく、コンビネーションにも優れている。来週も彼が3ゴールを決めてくれることを願う」と、アセンシオを手放しで称賛した。

またベンゼマについても「間違いなく絶好調だ。今季8得点していることを考えると、彼がチームの中でもとてもいいプレーをしていることが忘れられがちだが、彼は後ろに下がって他の選手へのアシストもしている。すべての面で完璧だ」と、そのチームプレーも高評価している。

同時に「我々のメンバーは経験と若さがうまくミックスされている」とチーム内のバランスに言及。「バルベルデ、カマビンガ、ブランコのような選手がいれば将来は安泰だ。そして現在はモドリッチ、クロース、カゼミロらがいる。中盤はあらゆる面で非常に強力だ」と自負していた。

マジョルカの久保は右膝を痛めたようで、前半だけのプレーだった。