【マドリード=高橋智行通信員】マジョルカはスペインリーグ第6節でレアル・マドリードとアウェーで対戦し、1-6の大敗を喫した。所属元クラブとの一戦で5試合連続の先発出場を果たすも、膝に問題を抱えハーフタイムでの交代を余儀なくされた日本代表MF久保建英(20)について、スペイン各紙の評価は厳しかった。

Rマドリード戦でルイス・ガルシア監督は、平日開催による連戦および今週末に残留争いのライバルである重要なオサスナ戦を控えていることを考慮し、大幅なローテーションを実施。前節ビリャレアル戦から7人を入れ替えて主力の大半を温存して臨み、絶好調の首位チームの猛攻に耐えることができなかった。

マジョルカの選手に対するスペイン紙マルカの評価は全体的に低く、4-2-3-1の右サイドハーフでプレーし、開始早々に見せ場を作った久保に1点(最高3点)をつけた。チームトップは唯一の得点を決めた李康仁(イ・ガンイン)で2点。サストレ、ガヤ、バタグリア、フェバスの4人が最低の0点、それ以外の10人は久保と同じ1点だった。

スペイン紙アスのマジョルカの選手の評価も軒並み厳しくなっており、久保に1点(最高3点)をつけていた。チームトップは李康仁とラゴ・ジュニオルで2点。オリバン、バタグリア、ババの3人が久保と同じ1点、ムブラは評価なし、それ以外の9人は最低の0点だった。

久保のリーグ成績は6試合(先発5試合)、414分出場、0得点0アシスト。マジョルカのリーグ成績は6試合2勝2分け2敗の勝ち点8で暫定10位となっており、次節26日にオサスナとホームで対戦する。