22日に行われた所属元のレアル・マドリード戦で右膝を負傷したマジョルカの日本代表MF久保建英(20)について、復帰までに1カ月以上かかるとスペインのラジオ局カデナ・コペが24日に報じた。

久保は1-6の完敗を喫したスペインリーグ第6節Rマドリード戦の前半に右ひざを痛めたため、ハーフタイムでの交代を余儀なくされ、試合後に松葉づえをつく姿が目撃されていた。

その状況下、同メディアは久保がRマドリードの医療チームの検査を受けたことを明かしており、今後、保存療法を行っていき、1カ月強で戦列復帰できる見込みだと伝えている。

また同メディアは久保が負傷したことについて「シーズンを非常にいい形でスタートした選手、そしてもちろんルイス・ガルシア監督にとって深刻な問題だ」と記し、3試合未勝利が続くチームに大きな影響を与えるものになることを訴えた。

マフェオ、ライージョ、ルッソ、セドラール、ガラレタ、アンヘル、久保の7人が負傷者リストに入る中、マジョルカは26日に残留争いの直接のライバルであるオサスナとの重要な一戦をホームで迎えることになる。

(高橋智行通信員)