日本代表DF冨安健洋(22)が所属するアーセナルが、トットナムとの「ノースロンドン・ダービー」を3-1で制し、リーグ戦3連勝をマークした。

アーセナルは前半にMFスミスロウ、FWサカそれぞれ1ゴール1アシストを記録するなど、3-0と大きくリード。後半、相手の韓国代表FW孫興民(ソン・フンミン)にゴールを奪われ、冨安加入後3試合連続完封勝利はならなかったが、約6万人のファンを集めた本拠地エミレーツスタジアムで快勝した。

冨安は右サイドバックとしてフル出場。対峙(たいじ)した左ウイング孫やイングランド代表FWハリー・ケーンと気迫十分にやり合った。後半16分にはGKラムズデールがはじいたボールが孫へ渡りそうになったが、冨安が寸前でクリア。同GKと手をたたき合い、胸をぶつけて互いをたたえた。

冨安は機を見て前線に上がり、攻撃にも参加。後半9分にはMFウーデゴールの左CKをヘディングする場面もあった。

サッカーのデータを中心に扱うサイト「Squawka Football」の公式ツイッターによると「冨安はチーム最多のボールタッチ数67、ボールリカバリー数(相手からボールを奪い返した回数)8回を記録。まだプレミアリーグでドリブルで抜かれたことがない」という。