パルメイラス(ブラジル)が2-1でフラメンゴ(ブラジル)との同国対決を制し、2年連続3度目の優勝を飾った。

パルメイラスは前半5分、DFマイケの右クロスに、中央のMFラファエウ・ベイガが右足を合わせて先制。

後半27分に「ガビゴル」の愛称で知られる相手FWガブリエウ・バルボサに同点ゴールを決められて延長に突入した。

パルメイラスは延長前半5分、途中出場のFWデイベルソンが決勝ゴールを挙げた。マンチェスター・ユナイテッドから期限付き移籍中の相手MFアンドレアス・ペレイラから敵陣でボールを奪い、そのままGKと1対1になり、冷静に左足でゴールを決めた。

得点直後に涙を浮かべたデイベルソンは試合後「このゴールはみんなのもの。強豪を倒した我々の戦いぶりを祝福したい。自分はこれまで調子の波があったが言い訳はしない。何度も失敗したことも分かっている。だが懸命に練習に取り組み、パルメイラスの助けになろうとすることはやめなかった。神様と自分の家族に感謝したい。このレベルに到達するまでにいろいろなことを犠牲にしてきたから」と話した。

パルメイラスのポルトガル人指揮官アベル・フェレイラ監督は、リベルタドーレス杯を2度制した初めての欧州出身監督となった。

パルメイラスは南米代表として年明けにUAEで開催予定のクラブW杯に出場する。