新型コロナウイルスの変異株の影響により再び感染者が増加している中、レアル・マドリードは15日にマルセロとルカ・モドリッチが検査で陽性反応を示したと発表した。

これを受けスペイン紙アス電子版は16日、今季のRマドリードのメンバー25人中14人がこれまでに新型コロナウイルス陽性者になっていることを伝えている。

Rマドリードでは昨年3月の新型コロナウイルス感染拡大後、マリアーノ、クロース、ミリトン、カゼミーロ、アザール、ヨビッチ、ナチョ、バルベルデ、バジェホ、ベンゼマ、アラバ、ルニン、マルセロ、モドリッチの14人がどこかのタイミングで陽性者になった。

一方、クルトワ、カルバハル、メンディ、ルーカス・バスケス、セバージョス、イスコ、カマビンガ、アセンシオ、ベイル、ビニシウス、ロドリゴの11人はこれまで陽性者になっていない。

またフロレンティーノ・ペレス会長の他、セルヒオラモス、バラン、オドリオソラ、元監督のジダン氏もRマドリード所属時に新型コロナウイルス検査で陽性反応を示していた。

Rマドリードが陽性者を出すのは、8月のルニン以来、実に約4カ月ぶりのことだった。さらにクラブが16日中に新たな陽性者の発表を行う可能性があるという情報も出ているため、今後、一層の警戒が必要になりそうだ。(高橋智行通信員)