マジョルカのルイス・ガルシア監督がチームの新型コロナウイルス感染者について、名前を明かすことを避けた。

マジョルカは12月28日に選手4人とコーチングスタッフ3人がコロナウイルス検査で陽性反応を示したことを発表。名前については伏せられていたため、久保建英が感染していないか心配しているファンも多い。

ガルシア監督は新年初戦のバルセロナ戦を2日後に控えた12月31日、記者会見出席。「私には誰が感染しているかを話すことは許されていないし、感染しているかどうかを言わないように求めている選手たちもいる。それは個人情報の保護に基づいているものなので、私には誰を起用できるか話すことができない」と、名前を明かせないことについて説明した。

同監督は久保建英と李康仁を同時にプレーさせる可能性については「一緒に先発出場した試合を見たと思うが、ひとつは1-6(レアル・マドリード戦)、もうひとつは1-4(グラナダ戦)と結果はかなり悪かった」と話し、2人がバルセロナ戦に出場できるかどうか以前に、守備に問題を生じさせる可能性が高いことを示唆していた。(高橋智行通信員)