チェルシーの右ウイングバックとして先発したアスピリクエタが、リバプールFWマネの肘打ちを非難した。

キックオフ直後、相手のロングボールに対し、マネと空中戦で競り合った。その際、同FWの左肘から前腕にかけてがアスピリクエタの顔面を直撃。アスピリクエタは顔を手で覆ってもん絶した。

開始14秒でマネにはイエローカードが出されることになったが、テイラー主審はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)での見直しは行わなかった。

結局、アスピリクエタはポジションを最終ラインに移しながらフル出場。それでも試合後も怒りは収まらず「明らかにレッドカードだ」と主張した。

アスピリクエタは「開始5秒だろうと関係ない。あれはレッドだ。映像も見たが、そんなの必要ない。自分がやられて分かっているんだから」と断言した。トゥヘル監督も「早い時間帯のレッドカードは好きじゃない。それにマネは良いヤツだしトッププレーヤーだからこんなことは言いたくないけど、でもあれはレッドカードだ。顔面に肘が入ったら開始20秒だろうと20分だろうと関係ない」と同意した。