連覇を狙うチェルシー(イングランド)が2-0でリール(フランス)に先勝した。

チェルシーは前半8分、MFツィエクの左CKを、ハバーツがたたきつけるヘディングでゴールに押し込んで先制した。

後半18分にもMFカンテからのパスを、ペナルティーエリア左に走り込んで受けたMFプリシッチが倒れ込みながら右足でゴール。2-0とリードを広げて勝利を引き寄せた。

リールFWデービッドは試合後「彼らは前回王者で、質の高いチーム。難しい試合になるのは分かっていた。相手はチャンスで確実に決めて、僕らは最後のところで少しクオリティーに欠けていた。そこが敗因だ。第2戦は僕らのファンの前で全力を尽くしたい」などと話した。

仏レキップ紙は完敗したリールについて「チェルシーからレッスンを受けた。(勝利への)素晴らしい意志はあったが、ジョナサン・デービッドと仲間たちは巨人ゴリアテを倒すほど成熟していなかった」と記した。