ロシア人オーナーのロマン・アブラモビッチ氏(55)が英国政府から資産凍結の制裁を科せられたチェルシーが10日、声明を発表した。以下、声明文。

「チェルシーFCは、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏が英国政府から制裁を受けたと報告を受けました。

アブラモビッチ氏は(クラブを運営する)チェルシーFC plc(公開有限会社)および関連会社の株式を100%保有しているため、通常はチェルシーFCはアブラモビッチ氏と同様に制裁の対象となります。しかし、英国政府はチェルシーFCが一定の活動を継続できるよう、概括的ライセンスを発行しました。

チェルシーFCは本日(10日)、男子チームのノリッジ戦、女子チームのウェストハム戦をそれぞれ行い、同ライセンスの範囲について英国政府と協議を行うつもりです。この協議には、クラブが可能な限り通常通り運営できるよう、ライセンスの修正を求めることも含まれます。また我々はこれらの措置がチェルシー財団と我々の地域社会での重要な活動に与える影響について、英国政府から説明を受ける予定です。

クラブは適切な時期に情報をアップデートしていきます」