セネガルがエジプトを相手に開始4分のオウンゴールで先制。そのまま1-0で逃げ切って勝利した。

2戦合計1-1となり延長戦に突入。しかし延長では決着がつかず、勝負はPK戦にもつれこんだ。

PK戦では先攻のセネガルが2-1とリードし、5人目にマネ(リバプール)が登場。マネはど真ん中に渾身(こんしん)のキックを蹴り込んで、3-1でセネガルが2大会連続3度目のW杯出場を決めた。

両チームは2月6日のアフリカ選手権決勝から、3試合連続で対戦。アフリカ選手権は0-0からのPK戦の末にセネガルが初優勝したが、W杯最終予選でもセネガルが勝利した。

両国の対決はリバプールの同僚でもあるマネとエジプトFWサラーの戦いでもあったが、マネが決勝PKを決めたのに対し、サラーはエジプトの1人目で登場して痛恨の失敗を犯した。試合後はうなだれながらロッカー室に引き揚げた。

試合中から多くのセネガルサポーターたちがレーザーポインターの緑色の光をエジプトの選手たちに浴びせ続け、PK戦では相手選手の顔が緑色に染まるほどだった。エジプトにとっては後味の悪い敗戦となってしまった。