リバプールとの契約延長交渉が難航していると伝えられていたエジプト代表FWモハメド・サラー(29)が、合意寸前にまで近づいたと英ミラー紙電子版が2日報じた。

サラーはこれまでリバプールが提示した週給40万ポンド(約6600万円)のオファーを拒否。クラブ内には来季22-23年シーズンで契約の切れる同FWが、同シーズン終了後に移籍金なしで他クラブに流出してしまうのではという危機感が流れたという。

だがサラーはエジプト代表が22年ワールドカップ(W杯)カタール大会への出場を逃したことについて、クラブ、ファンが同FWをなぐさめようとしてくれていることに感謝。

これまではロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)と同等の週給50万ポンド(約8240万円)を要求していたが、金銭面で(40万ポンドに)妥協してもいいという気持ちが芽生えてきたという。

契約年数についてはこれまで話し合われてきた3年に加えて、さらに1年がプラスされる可能性もある。そのためサラーは選手としての全盛期をリバプールでまっとうすることになると、ミラー紙は報じている。

サラーは17年の入団以来、リバプールでの生活を楽しんでいると繰り返してきた。唯一、金銭面だけがクラブと折り合わない部分だった。