前回大会覇者チェルシー(イングランド)は2戦合計4-5でレアル・マドリード(スペイン)に敗れた。

チェルシーは史上最多13度のCL優勝を誇るRマドリードを苦しめた。第1戦は1-3で敗れたが、この日のアウェーでの第2戦では前半15分にMFマウントのゴールで先制。後半6分には右CKをDFリュディガーが頭で押し込んで2-0とリード。2戦合計でも3-3と追いついた。

さらに同30分、ウェルナーがゴールやや左から放ったシュートが相手に当たり、方向が変わってゴールイン。2戦合計4-3と勝ち越しに成功した。

だが同35分に相手FWロドリゴにゴールを決められ、2戦合計4-4で延長に突入すると、延長前半6分にFWベンゼマに決勝点を奪われ、2戦合計4-5で涙をのんだ。

チェルシーのトゥヘル監督は「負けるのはいつでもつらいものだが、納得できる負けだと思う。後悔のない戦いぶりだったから。意図した通りにプレーし、このチームの質の高さと気持ちの強さを見せることができた。我々は準決勝に進むにふさわしかったと思うが、今日は単純にアンラッキーだった。2失点はビルドアップ時の我々のミスによるものだったから」などと話した。