スペイン国王杯決勝がセビリアで行われ、地元のベティスが1-1からのPK戦の末にバレンシアを破り、17年ぶり3度目の優勝を飾った。

ベティスは前半11分にFWボルハ・イグレシアスのゴールで先制。だが同30分に同点とされると、延長でも決着がつかず、PK戦にもつれ込んだ。

PK戦ではベティスは5人全員が成功。一方バレンシアは4人目のMFムサが失敗した。

優勝カップを掲げたのは今季限りでの引退を表明している40歳の主将、MFホアキン。後半41分から途中出場し、PK戦では2人目として成功させた。

ホアキンは17年前にもクラブにおり、ベティス史上唯一、スペイン国王杯を2度制した選手となった。また同MFは08年にはバレンシアで国王杯優勝を経験しており、個人としては3度目の頂点となった。