イタリア代表DFキエリーニとともに今季限りでのユベントス退団を表明しているアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(28)が号泣した。

ユベントスの縦じまのユニホームを着て最後の試合となったラツィオ戦に先発。後半33分までプレーした。交代時にはファンから盛大なスタンディングオベーションを浴びた。

ユベントスは後半ロスタイムの失点などで2点のリードを追いつかれ、2-2のドローに終わった。ディバラは試合後のセレモニーでピッチを歩くと、涙が止まらなくなった。

アレグリ監督は「今夜は素晴らしい夕べだった。感動にあふれていた。キエリーニとディバラのための夕べだ」

「ディバラは7年にわたって重要な選手だった。ファンはそれにふさわしい別れのあいさつをしたと思う。2人勝ちをプレゼントできれば良かったが、今日の試合が我々のシーズンを象徴していた」などと話して、フリーエージェントとして退団するディバラと、米MLSへの移籍がうわさされるキエリーニをねぎらった。